環境省は福島県と共同で全国の自治体の協力を得て実施した東京電力福島第一原発事故の警戒区域内に取り残されていた被災ペット(犬、猫)の保護活動を今月に集中実施した結果、犬13頭、猫93頭を保護できたと発表した。
今回の被災ペット集中保護活動には栃木県はじめ滋賀県、愛媛県、川崎市、東京都、静岡県、京都府、鳥取県、青森市、横浜市、神奈川県、徳島県の12都府県市が協力した。
保護された被災ペットは福島県内にあるシェルター(動物飼養施設)に収容されており、飼い主に分かるよう福島県動物救護本部のホームページで紹介している。
また、飼い主が不明だったり、所有権が放棄されたペットについては新しい飼い主や一時預かりしてもらえるボランティアを募集している。(編集担当:福角忠夫)