富士経済は2011年のハチミツ飲料市場規模が105億円と前年より18%伸びるとの予測を発表した。2012年についても「1月から2月の寒さにより、ホット飲料の需要拡大が期待され、はちみつレモンも年間を通して販売されるため、続伸すると予測される」とハチミツ飲料市場の拡大を予測している。
甘味料としてハチミツを使用しているハチミツ飲料は「レモン味のホット専用商品の比率が高く、冬場の気温に左右されやすい市場ながら、2011年は冬場の気温が低かったことや10月にはちみつレモン(サントリー食品インターナショナル)が12年ぶりに復活したため、市場が拡大したと見込まれる」と分析した。
2010年は89億円市場で、2009年に比べ6.3ポイント減少していたが、2011年、2012年は前年を上回る市場になる見込み。(編集担当:福角忠夫)