日米防相会談で同盟関係確固たるものにと稲田氏

2017年02月04日 09:49

稲田朋美防衛大臣は3日の記者会見で「4日に米国のマティス国防長官と会談する」としたうえで「会談では日米同盟の抑止力・対処力の強化や米軍再編など、日米同盟の諸課題について率直な意見交換を行い、同盟関係をさらに確固たるものにしていきたい」と語った。

 また、北朝鮮のミサイルへの対策について日米韓の連携等、どういうふうに話し合っていくのかとの記者団の問いに「北朝鮮のミサイルの脅威は、昨年、新たな段階に入っているというふうに認識をしている」としたうえで「わが国自身のミサイル防衛能力をしっかりと確率していく、そして日米同盟を強固にする、またGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)も発効したけれども、日米韓の連携をしっかりと築いていきたいということなど、基本的なことだけれども話をしたい」と答えた。

 マティス国防長官との信頼関係構築については「マティス国防長官はトランプ大統領の信頼も厚く、トランプ政権における非常に重要な閣僚でおられるので、それと同時に率直なお人柄だということも聞いている」とし、4日の会談では「率直な意見交換を通じて、信頼関係が築けていけたらというふうに期待している」と答えた。(編集担当:森高龍二)