暫定予算に触れず、新年度予算の年度内成立望む

2012年03月21日 11:00

 24年度予算は参議院で4月6日までに議決されない場合、憲法の規定により自然成立することになるが、空白を埋めるための暫定予算について、藤村修官房長官は19日夕の記者会見で「24年度予算の1日も早い成立に向けて、参議院で審議を頂いている。年度内成立に向けて、是非、審議をお願いしたい」と現時点では新年度予算の年度内成立に全力であたるとの考えを示した。

 しかし、自民など野党は政府の24年度予算には反対姿勢で、月内に採決されない可能性が高い。暫定予算を編成する時期を迎えている。(編集担当:福角忠夫)