政府は、北朝鮮が6日午前7時34分頃、北朝鮮西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から4発の弾道ミサイルを東方向に発射し、いずれも約1000キロメートル飛翔したうえ、そのうち3発は日本海上の我が国排他的経済水域(EEZ)内に落下したと推定される」と発表した弾道ミサイルについて、聯合ニュースは、米韓の軍当局がミサイル発射意図と種類を分析しているとしたうえで「弾道ミサイルは『北極星2』や『スカッドER』、『ノドン』の可能性があるとされる」と報じた。
また「韓米の合同軍事演習と野外機動訓練に対抗し、弾道ミサイル4発を発射したと指摘される」とし「特に米国が戦略兵器を多数投じる動きに反発したと見なすことができる」との見方を伝えた。
菅義偉官房長官は「発射は関連安保理決議等に違反するものであり、直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に対して厳重に抗議。最も強い表現で非難した」と述べたうえで「度重なる行為を我が国は断じて容認できない。国連安保理の場を含め米国や韓国を始めとする関係国と緊密に連携し、北朝鮮に自制を強く求める」と記者会見で語った。(編集担当:森高龍二)