トマトジュース/野菜ジュース継続飲用における意識変化および行動変容の有効性と有用性を自社社員で検証

2017年03月20日 08:19

 普段なかなか摂取しにくい野菜の栄養素が手軽に摂取できるため、トマトジュースや野菜ジュースを愛飲する人は多い。今回、自社の社員によるこれらの有効性などの検証が行われる。カゴメ<2811>は、FiNCと共同でトマトジュースおよび野菜ジュースの継続飲用がもたらす健康意識の変化と行動変容への有効性と有用性に関する共同研究を開始した。

 共同研究の目的は、トマトジュースおよび野菜ジュースの継続飲用と、FiNC の提供する生活習慣改善アプリケーションの継続利用が、健康意識の変化と行動変容に対しどのように影響するか、その有効性と有用性を検証すること。共同研究は、まずトマトジュース継続飲用×「FiNC@work」継続利用を行う。これは、従業員約300人を対象として、60日間にわたり毎朝トマトジュースを飲用、合わせて計測した体重、血圧を「FiNC@work」に入力する。調査開始前と終了後に「FiNC サーベイ」「カゴメアンケート」を実施し、健康に対する意識の変化と生活習慣改善に関する行動変容への有効性と有用性を検証する。さらに、東芝マイクロエレクトロニクスとの共同研究で血管年齢の測定を行い、同様に、健康に対する意識の変化と生活習慣改善に関する行動変容への有効性と有用性を検証する。

 また、トマトジュース&野菜ジュース継続飲用×「FiNC ウェルネス家庭教師」を行う。これは、生活習慣病になるリスクが高いと考えられる従業員に対し、「FiNC ウェルネス家庭教師」を導入、合わせてトマトジュースと野菜ジュースを毎日継続飲用する。導入前後の血液検査により、生活習慣を改善し予防をすることの有用性を検証する。

 筆者も野菜ジュースを愛飲してる一人であるが、実際にどんな有用性があるのかは具体的には把握できていない。この検証の結果に期待する。編集担当:慶尾六郎)