稲田朋美防衛大臣は8日、アルン・ジャイトリー財務大臣兼国防大臣兼企業大臣と防衛省で会談。防衛装備・技術協力を促進させることなどを確認した。
防衛省は、この会談でジャイトリー大臣から「今回の訪問受け入れに対する謝意が表明され、昨年11月の安倍総理とモディ首相による日印首脳会談も踏まえ、インド太平洋地域の2大民主主義国家として、地域の平和及び安定に共に貢献していくため、特別な戦略的パートナーシップに基づき防衛協力を進めていくことが重要である旨発言があった」と発表した。
稲田大臣は「ジャイトリー大臣の防衛省来訪を歓迎するとともに、日印は価値観と戦略的利益を共有する特別な戦略的グローバルパートナーとして、防衛当局間でも、幅広い分野の協力・交流が実施されていることを歓迎する旨述べた」としている。
防衛省によると「日米印3か国海上共同訓練マラバール2017をはじめとする共同訓練や各種部隊間交流について今後も積極的に推進していくとともに、防衛装備・技術協力について、両国間の議論を進展させる方針を確認した」としている。(編集担当:森高龍二)