民進党は1日開いた党常任幹事会で、蓮舫代表の辞任表明に伴う「代表選出選挙」について、党規約に基づき、党員・サポーター投票を含む選挙を実施することとし「8月21日告示」「9月1日実施」することを決めた。きょう2日の両院議員総会に提案し、正式決定する。
蓮舫代表は党常任幹事会で「今、自身がすべきは人事ではなく、党を刷新すること。党をより強くするために代表選挙を行って頂きたいとの思いに至った」と辞任表明に至った思いを語った。
そのうえで蓮舫代表は「今、森友問題、加計学園疑惑だけでなく、稲田朋美前防衛大臣の南スーダンPKO活動に参加した自衛隊「日報」問題、(自民・民進の)国対委員長同志約束していたのに(稲田氏出席での)安保委は開かれない。異常な事態が続いている。引き続き、憲法に基づく臨時国会の開催を強く要求し、引き続きの予算委員会集中審議(閉会中審査)を、参考人招致・証人喚問含め、積み残している課題に対し、国対委員長を通じて(自民に対し)強く求めている」とし、こうした状況を踏まえ「1日も早く代表選挙を行っていただき、空白を作らず、新執行部にバトンを渡していきたいと思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)