安倍晋三総理は8日開いた政府・与党連絡会議で「5年前に政権を奪還したあの原点に立ち返り、一つ一つの政策課題にしっかり結果を出していくことで、国民の信頼回復に一歩一歩、努力を重ねていく」と改めて、結果をだすことで信頼回復を図りたいとの考えを述べた。
また17日にワシントンで開催が決まった日米の外務・防衛閣僚会議『2+2』について「日米同盟全体の抑止力・対処力を一層強化するための具体的な協議を進めていく」とした。また、北朝鮮について「更なる挑発の可能性も十分考えられる」とし「引き続き高度な警戒態勢を維持し、万全の態勢をとっていく」と述べた。
安倍総理は原爆投下が行われて72年を迎えた6日の広島市での平和祈念式に続き、9日に長崎市での式典に参列することに触れ「広島や長崎の悲惨な経験を二度と繰り返させてはならない」とし「核兵器のない世界を実現するため、非核三原則を堅持し、核兵器国と非核兵器国双方に働き掛けを行うことを通じて、国際社会を主導していく決意だ」と語った。(編集担当:森高龍二)