22日実施の衆議院議員選挙の結果、国会での各党勢力は自民284、公明29と与党で313議席を獲得。3分の2(310)を超えた。
一方、野党第1党に55議席を得た立憲民主がなった。希望は50に留まり、共産は12、維新11、社民2、無所属22となった。無所属には民進党出身議員が19人いる。立憲民主に入党する議員が見込まれている。こころは議席をなくし、政党要件を満たさなくなった。政治団体として活動を継続するもよう。
一方、自公で衆院議席の3分2を上回ったものの、マスコミ各社の安倍内閣への支持率は「不支持」が「支持」を上回っている。自公政権での政治を有権者は支持したものの、安倍政権に対しては森友問題はじめ、加計学園への獣医学部新設にみる経緯など総理や総理夫人、総理にまつわる関係者らとの疑惑に対し、説明責任が果たされていないとする世論は高く、依然、不信感を抱いていることをうかがわせている。(編集担当:森高龍二)