2017年の冬を癒してくれる、心も体も温まる期間限定商品

2017年11月04日 08:07

 気象庁は10月30日、東京と近畿地方で「木枯らし1号」が吹いたと発表。東京では昨年よりも10日早い冬の到来となった。2017年の秋は10月以降急激に冷え込んだものの、気象庁の「寒候期予報」によると、12月から来年2月にかけての冬の気温は、おおむね平年並みに落ち着きそうだ。

 寒くなってくると、冷えた体と心をほっこりと癒してくれるものが欲しくなる。それに合わせて、様々な業界では冬の新商品や新製品が出始めるころだ。

 例えば、ホット飲料などがその代表的なものだ。コカ・コーラシステムの人気商品「い・ろ・は・す」初のホット製品として話題になっている「い・ろ・は・す HOT 焼きりんご」や、永谷園の「冷え知らずさんの生姜チャイ」、フランスパリの高級食材商フォション専属シェフのフレンチのノウハウを活かしたアサヒ飲料の「フォション 焼きリンゴ仕立てのアップルティー」など、今年の冬も魅力的な限定商品が店頭に並んでいる。

 電化製品では、今やデザイン家電の定番となったダイソンの「Dyson ダイソンヒーター Pure Hot + Cool Lin」は、夏は扇風機、冬はファンヒーターとして使えるだけでなく、最新モデルでは強力な空気清浄機機能まで搭載している。

 また、エアコンが苦手な人に人気なのが、Aladdin(アラジン) から発売されている「遠赤外線パネルヒーター」。速効性が無いため、真冬になるとエアコンなどの暖房器具と併用する必要はあるものの、部屋の空気をじんわりと乾燥させること無く暖めてくれる上、一度温めた部屋の温度をキープすることも得意だ。デザイン性にも優れていることも人気の理由だろう。

 暖房といえば、最近注目が高まっているのが「ペレットストーブ」だ。ペレットストーブとは、木質ペレットを燃料とするストーブのことで、従来の薪ストーブとは異なり、排気が無色透明になることや、自動で着火消火、燃料供給ができたり、利便性が高く、都会暮らしでも取り入れやすい。また、電気でファンを回して強制的に屋外へ排気するので、壁に穴を開けて排気管を屋外へ出すだけで簡単に設置できる。薪ストーブのように大掛かりな工事で煙突を設置する必要はない。さらに燃料の木質ペレットは、薪よりもかなり安価だ。

 木造住宅メーカーのアキュラホームなど、ペレットストーブを住宅商品のオプションプランの一つとして取り入れる企業も現れている。同社では今、「39周年大還元!豊かな暮らしデザインフェア」を開催し「住みごこちのいい家」を販売しているが温かさもデザインする豊かな暮らしを実現するためのオプションとして、ペレットストーブをすすめている。輻射熱と伝導熱で体を効率的に温めるペレットストーブはきっと家族の心も癒してくれることだろう。

 冬は寒いから、どうしても部屋に閉じこもりがちになる。しかし、冬ならではの癒しで、この季節ならではの暮らしを楽しむようにしたいものだ。(編集担当:藤原伊織)