衆議院での予算委員会が27日と28日に、各日7時間ずつ実施されることになった。質問時間の配分で与野党が歩み寄りをみせたことで決まった。具体的な時間配分は22日の理事懇談会合でつめる。
21日に自民党の森山裕国対委員長と立憲民主党の辻元清美国対委員長が会談し、森山氏が主張してきた「1対1」の配分を取り下げ、野党側に譲歩する姿勢をみせた。これに対し、辻元氏も「野党8、与党2」から歩み寄る姿勢を示したことで、衆院予算委員会の筆頭理事が協議し、委員会開催の日程が決まった。
日本共産党の穀田恵二国対委員長はフェイスブックで「21日19時過ぎ、一定の確認が行われた。(1)与野党国対委員長会談はしかるべき時に努力する(2)予算委員会を含むそれぞれの委員会での質疑の時間は、従来通りのやり方で常識的な範囲で話し合う(3)速やかに開催しなければならない委員会については与党側から例外的にお願いしたい」と記している。