日本共産党の志位和夫委員長は与野党の国会での予算委員会での質問時間配分について、2日、石破茂元防衛大臣の認識に「その通り」と、自民党は「要求撤回を」するよう、ツイッターで発信した。
石破茂・元自民幹事長は野党質問時間削減要求について『我々が野党の時に、野党に配慮して十分な審議時間を確保すべきだ、と言ったことを忘れたかのような発言はまずい。質問している野党の向こうには投票した国民がいる』として、筋が通らない要求であることを指摘した。
志位委員長は、これに「その通りです」と石破氏の認識を評したうえで「この問題は、絶対に譲れません。(自民党は)削減要求の撤回を!』と書き込んだ。
志位委員長は10月30日のツイッターでも「野党質問時間への削減要求は絶対に認められない。政府・与党一体の議院内閣制を理解しない議論というだけでない」と提起し「野党8対与党2という配分は、民主党政権時代に自民党が要求したものだった。野党時代に要求して実現したものを、与党になると平気で覆す。ひとかけらの道理もない」と問題だとしていた。(編集担当:森高龍二)