外国人観光客 89.3%が訪日に満足

2012年02月09日 11:00

 昨年10月から12月期間中の訪日外国人観光客は173万9901人と7月から9月期に比べ9万3182人増えたものの、前年同期に比べ27万575人少なくなっていることが観光庁のまとめで分かった。

 一方、訪日旅行の満足度では大変満足が43.1%、満足が46.2%で89.3%の人が満足していた。また58.8%が必ず来たいと答えるなど92.2%が再訪意欲を示していた。

 観光庁によると、昨年10月から12月期間中での旅行中の1人あたりの支出額は11万351円と前年同期に比べ4570円減少していた。

 旅行消費額も1920億円と前年同期に比べ390億5000万円の大幅な減少になった。

 国籍別に旅行消費額をみると中国が441億円で最も多く全体の23%を占めた。次いで韓国(252億円、13.1%)、台湾(218億円、11.4%)、米国(208億円、10.9%)、香港(104億円、5.4%)と続いた。(編集担当:福角忠夫)