アメリカに親しみ 前年比5.7ポイント下がる

2017年12月27日 06:07

 内閣府が日本国籍の18歳以上の男女3000人を対象に、今年10月26日から11月5日にかけて行った「外交に関する世論調査」で、1803人から回答を得た結果、アメリカに対して親しみを感じると答えた人は前回(昨年同期の11月調査)に比べ、5.7ポイント下がり78.4%になった。逆に親しみを感じないは5.9ポイント増え、19.1%になった。

 一方、今後の日本とアメリカとの関係の発展について、両国やアジア、太平洋地域にとって重要と思うかでは95.2%は「重要だと思う」と回答した。「重要だと思わない」は2.2%だった。内閣府は「前回の調査結果と比較して大きな変化は見られない」としている。

 また韓国に対して親しみを感じるかでは37.5%が感じると答え、親しみを感じないが59.7%と感じないが、感じるを上回った。親しみを感じるは前回調査より0.5ポイント減った。ただし、18歳から29歳の年齢層では50.6%が親しみを感じると答えており、2人に1人が親しみを持っていることが分かった。

 日韓関係は両国やアジア及び太平洋地域にとって重要と思うかでは「重要と思う」が69.1%を占めた。一方で、重要とは思わないが26.3%あった。(編集担当:森高龍二)