将来の飯のタネは将来の礎に言い換え 文科相

2012年02月02日 11:00

 平野博文文部科学大臣は1日の衆議院予算委員会での答弁で未来への投資、人材育成への投資に取り組む姿勢を表現する中で「科学・技術は将来の飯のタネ」と表現し、中井洽委員長から「将来の飯のタネというのは・・・」と注意され「将来の礎」と言い換えた。

 平野文部科学大臣は仙石由人民主党政調会長代行から人材育成などについて聞かれ「未来への投資、人への投資への施策をすすめている」とし、人への投資では「多様化した時代に対応できるしっかりした人材をつくっていかねばならない」との思いを語った。

 その一環として教育環境の整備には、高校授業料の無償化、奨学金制度の充実、35人学級の実現に向けた取り組みなどをあげ、グローバル化していく社会に対応する教育については「大学を改革していくことなどによって対応していく」との考えを示した。