ホンダの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は、2018年6月4日、「中国における四輪車の累計販売台数が、2018年5月末時点で1000万台を超えた」と発表した。
ホンダは、1998年7月に、中国で最初の合弁企業となる広州本田汽車有限公司(2009年に広汽本田汽車有限公司に社名変更)を設立し、翌1999年から中国で同社の旗艦車種であるACCORD(アコード)の販売をスタート。中国における事業を本格的に開始した。その後、2003年7月には、東風本田汽車有限公司(東風本田)を設立しました。
ACCORD(アコード)、FIT(フィット)、CR-V、CIVIC(シビック)などのグローバルモデルや、CRIDER(クライダー)やGREIZ(グレイズ)などの中国専用モデル、さらにはACURAブランドによる、豊富なモデルラインアップで、中国の顧客にホンダ製のクルマを提供してきた。
ホンダの中国での四輪車販売は2015年に初めて年間100万台を突破。その後も順調に販売実績を伸ばし、2016年には126万台、2017年には145万台超の販売を記録した。
そして今回、中国での四輪車累計販売台数が1000万台を達成した。内訳は、広汽本田約610万台、東風本田390万台となる。(編集担当:吉田恒)