合祀の靖国参拝に正しい歴史認識で行動をと論評

2018年10月19日 06:32

 韓国・聯合ニュースは日本の超党派の国会議員がA級戦犯を合祀する靖国神社の秋の例大祭に集団で参拝したことを伝えるとともに、韓国外交部が18日、「深い憂慮と失望を禁じ得ない」とする報道官論評を発表したことを報じた。

 聯合ニュースは報道官論評の中身について「日本の政治家が、正しい歴史認識に立ち、過去の歴史に対する謙虚な省察と真摯な反省を行動で示すことで、周辺国の信頼を得、未来志向的な韓日関係の発展に寄与する」としている。

 参拝したのは「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー71人。安倍晋三総理は真榊(まさかき)を供えたが、自らの例大祭中の参拝は韓国、中国への配慮から行わない方針。

 また昭和天皇はA級戦犯合祀後、靖国神社に足をお運びにならなかったし、今上天皇も参拝されることはこれまでなく、A級戦犯の分祀がない限り、参拝は控えられるものとみられる。(編集担当:森高龍二)