VW、ラフロード走行に最適な制御モード搭載、クロスオーバー「Passat Alltrack」

2018年11月02日 06:19

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2リッターのクリーンディーゼルを搭載するオフロード走行も視野に入れたVWパサートの追加グレード、新型「Passat Alltrack」販売開始

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、クロスオーバー・ディーゼルモデルの新型「パサート・オールトラック/Passat Alltrack」の販売を開始した。

 新型「パサート・オールトラック」は、長距離走行に適した最新の2リッターディーゼルターボエンジンと、卓越した走りを実現するVW独自の4WDシステム「4 Motion」を組み合わせ、ラフロードにも対応するオールラウンドな走行性能を持ちつつ、クリーンディーゼルの環境性能と優れた燃費・経済性を兼ね備えたモデルだ。さらにVWパサート・ヴァリアントの持つ優れた積載性、機能性も持ち合わせており、アウトドアレジャーやロングツーリングなどアクティブなライフスタイルを楽しむのに最適なSUVライクなモデルである。同時に、シリーズにおいても唯一無二のモデルでもある。

 搭載するディーゼルターボユニットの最高出力は、190ps(140kW)/3500-4000rpm、最大トルクは40.8kg.m(400Nm)/1900-3300rpm。6速DSGと組み合わせダイレクト感のあるドライブフィールと高い経済性を実現する。

 新型「パサート・オールトラック」に標準装備となる先進テクノロジーは、パサート・ヴァリアントと同様に、渋滞時追従支援システムや駐車支援システム“ 、液晶デジタルメータークラスターなどVWが持つ数々の先進装備を備えている。

 専用のオフロードモードによりラフロード走行に最適な制御が行えることに加え、路面状況に応じた最適な前後トルク配分を行なう「4 Motionテクノロジー」により、どのようなロードコンディションでも、ドライバーに安心感のある安定した走りを提供する。

 エクステリアは、ヴァリアントに比べて車高が高く、専用バンパーやホイールエクステンション、サイドシルが力強い印象を演出している。ボディサイズは全長×全幅×全高4780×1855×1535mm、ホイールベースは2790mmである。

 インテリアは、専用シートやアルミ調ペダルクラスターを採用し、上質感に加えスポーティな雰囲気となった。

 新型「パサート・オールトラック」は、すでに導入しているVWのクリーンディーゼルモデル・ラインアップと同様に最新の排ガス後処理システムを採用することで、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合しており、次世代自動車の一つであるクリーンディーゼル車としてエコカー減税対象に加え、平成年度クリーンエネルギー自動車等導入事業費補助金( 補助金) の補助対象だ。価格はベーシックモデルが509.9万円、上級モデルのアドヴァンズが569.9万円。(編集担当:吉田恒)