竹島を実効支配する韓国は13日、海軍や空軍などが水上艦や航空機などを用いた「独島(竹島)防衛訓練」を実施した。14日も予定している。
聯合ニュースは「韓国軍は独島防衛の意志を誇示し、外部勢力の独島侵入を防ぐため、毎年前半期と後半期に海軍や空軍などが参加する防衛訓練を実施している」と報じた。
海軍関係者の情報として「訓練規模は例年同様」としている。また「日本政府は訓練に反発しており、今回も抗議するとみられる」とも報じた。
菅義偉官房長官は同日「竹島の領有権に関する日本の立場は一貫しており、韓国の訓練は受け入れられない」とし、訓練は「極めて遺憾」と述べた。また、外交ルートを通して韓国政府に「訓練の中止を強く求める」旨を伝えた。
菅官房長官は「昨今、日韓関係に否定的な韓国側の動きが相次いでいることは大変遺憾だ」と憂慮した。(編集担当:森高龍二)