インド出張を終えた前田武志国土交通大臣はトリベディ鉄道大臣らとの協議で「インドが世界成長のひとつのエンジンだという自負を持っておられ、そのエンジンたるべきインドの中における経済の牽引役は新幹線を含めて鉄道の整備だということだった」と新幹線をはじめとして日本の優れた技術をアピールしたいとしていたインド訪問の目的に大きな手ごたえがあったことを語った。
前田国交相は「新幹線については非常に大きな期待を持っておられた」と記者会見で語り、インドのインフラ整備での日本の役割、参画チャンスの大きさを改めて確認してきたことを示すとともに、高速鉄道分野での両国間の協力を加速化させるためにハイレベルの協議体を設置することで鉄道大臣との間で意見の一致をみたとしている。(編集担当:福角忠夫)