安倍晋三総理は4日、伊勢神宮参拝後の記者会見で2019年を「日本の明日を切り拓く1年にしたい」と述べた。また皇位継承に伴う「新元号」について「国民生活への影響を最小限にするため、4月1日に発表する考えだ」を述べた。
安倍総理は皇位継承に伴い5月1日に皇太子殿下が即位され『改元』が行われるとしたうえで「これまで『新しい元号』は、これまで改元に当たって決定、公表されてきたが、今回は国民生活への影響を最小限に抑える観点から、先立って4月1日に発表する考え」とした。
また憲法改正については「憲法は国の未来、国の理想を語るもの」との持論の下で「どのような国づくりを進めていくのか、この国の未来像の議論を深めるべき時に来ている」と今は改憲議論が必要な段階にきているとの思いをにじませた。
安倍総理は「具体的な改正案を示し国会での活発な議論を通して国民的な議論や理解を深める努力を重ねていくことが国会議員の責務であろうと考えている」と改憲議論を立法府に促したとも受け取れる発言を行った。(編集担当:森高龍二)