政府は天皇陛下在位30周年記念式典を行う2月24日に各府省のみでなく、各官公庁、学校、民間会社や一般にも国旗掲揚の協力を要望することを25日、閣議決定した。
在位30周年慶祝行事では政府は国立公文書館主催で「幕府と天皇・朝廷との関係や元号選定、天皇・朝廷と民衆との接点など、政治・社会・文化といった様々な視点から江戸時代の天皇について国立公文書館所蔵資料を中心に紹介する特別展『江戸時代の天皇』を4月6日から5月12日まで開催する」ほか、赤坂迎賓館、京都迎賓館での施設開放を2月24日から4月30日まで開催する。
また宮内庁は2月に天皇即位30年の宮中茶会を2月に予定しているほか、時期は未定だが、京都御所でも茶会を行う予定という。
このほか、政府は天皇在位30周年の祝賀意識高揚をはかるため「天皇陛下御即位から30年」のDVDの作成や政府インターネットテレビでの配信なども予定している。(編集担当:森高龍二)