電算システムが米の国際送金事業者と販売代理店契約を締結

2011年12月27日 11:00

 近年、日本から海外へ向けた送金需要の高まりに伴い、より手軽で使いやすい国際送金サービスの提供が求められている。しかしながら日本で就労する外国人など大きな送金ニーズを有する潜在顧客は、製造業関連事業所などが立地する全国に散在しており、日本全土をカバーするサービスネットワークが常に求められているという。

 そのような中、電算システムは、The Western Union Company(以下ウエスタンユニオン)と代理店契約を締結。同社はコンビニ収納代行サービスで培ったネットワークインフラとノウハウを活かし、コンビニエンスストア店頭から金融機関店舗の営業時間外でもウエスタンユニオン国際送金の入金受付が可能な「コンビニWestern Union(R) 国際送金サービス」の提供を2012年より開始する。

 ウエスタンユニオンは世界200以上の国や地域に437,000箇所以上の代理店を有する世界最大級の国際送金事業者であり、日本においては2010年から大都市圏を中心とした代理店窓口での送金サービスを開始。銀行に比べてリーズナブルな送金手数料、送金後数分程度で海外各地にて資金受領可能なスピーディーさで好評を博している。

 なお、電算システムは、この国際送金サービスを今後の中核事業のひとつとして捉え、本事業の推進のために2012年1月より新たな部署の設置を予定している。