8月の予算委員会開会を求める 福山幹事長

2019年08月02日 16:13

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は1日、「内閣改造前の8月に予算委員会を開くよう求める」考えを示した。立憲民主党・民友会・希望の会の参院議員総会で会派代表として述べた。

 福山幹事長は国会の行政監視機能を果たせる国会にすると強調した。また、米国が在日米軍駐留経費負担の大幅増額を日本に求めているとの報道やホルムズ海峡を航行する船の安全確保のためとして有志連合への参加を求めていることに政府はなんら説明していないことや年金財政検証や実質賃金がいまだ公表されないことなどを問題だとし、予算委員会の8月開催を求めるとした。

 また福山幹事長は自民党の萩生田光一幹事長代行が改憲議論を促すため大島理森衆院議長を交代させる必要がある旨を発言したことに「とんでもない発言だ、何の権限でこういう発言したのか。こうした体質の安倍政権に対し、おかしいことはおかしいとしっかり正していきたい」とも述べた。

 会派幹事長の蓮舫立憲民主党副代表は「専門性を持って質問できる準備をしておいてほしい」と参議院としての役割を十分に果たせる質問ができるよう求めた。(編集担当:森高龍二)