従業員10人以上の経営者456人が2011年の最優秀経営者として選んだのはソフトバンク社長の孫正義氏だった。孫氏は2年連続トップとなった。また、2位にはApple元COEのスティーブ・ジョブズ氏が選ばれた。
これは産業能率大学が11月25日から12月5日にかけて経営者541人を対象に調査したもので、今年の最優秀経営者と思う人1人の名前をあげてもらったもの。
産業能率大学では孫氏が2年連続でトップに選ばれた理由について「先を見据えたビジョンに向けて挑戦する姿勢や迅速な行動などを推す声が多く見られ、東日本大震災後の寄付行為への評価もあった」とした。
また、名前が挙がった経営者らの顔ぶれから「革新に向けて挑戦、行動する姿勢を評価する声が多いように見受けられる」と分析していた。
また、元オリンパス社長のマイケル・ウッドフォード氏も「自社の不正を暴いた」「保身より信念を貫いた強固な意志、正義感、その勇気」などが評価され8位に選ばれていた。(編集担当:福角忠夫)