トランスコスモスは、英国のＢＰＯ企業であるＭｅｒｌｉｎ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍｓ Ｇｒｏｕｐ Ｌｉｍｉｔｅｄ（以下、メルリン）と業務・資本提携を実施。メルリンが実施した第三者割当増資による新株を引き受け出資を行うとともに、英語圏・ヨーロッパ言語圏・アジア圏におけるＢＰＯ・コールセンター業務において連携していく。
メルリンは１９９１年に設立した、イギリス・ハンガリー・フィリピンに運用拠点をもつイギリスのＢＰＯ企業。英語圏・ヨーロッパ言語圏向けにマルチ言語対応のＢＰＯサービスを展開している。一方、トランスコスモスは、海外に進出する企業向けに、日本と同等品質で現地向け、多言語でコールセンター、カスタマーサポートサービスを提供することを目指し、グローバル展開を行ってきた。これまで、主に中国・韓国・タイなどのアジア圏においてサービスを展開してきたが、企業からの多言語対応コールセンターサービスへの要望の高まりを受け、英語圏・ヨーロッパ言語圏での対応を強化するための提携先を模索。今回、メルリンの低コストによる多言語運用体制や品質などを総合的に評価し、業務・資本提携に至ったという。なお、将来的には、連結子会社化も視野に入れている。
