日本共産党の志位和夫委員長は6日、桜を見る会や前夜に桜を見る会前夜祭をめぐる公職選挙法違反や政治資金規正法違反の疑惑に対する安倍晋三総理の不可解な国会答弁について「『幅広く募ってきたが募集していない』に続き、『ホテルとの合意があったが契約していない』。『桜』疑惑の首相答弁は、もはや日本語で説明不能の域に達してきた」とツイッターで批判。
そのうえで「(安倍総理が)『これでもなお『公選法違反、政治資金収支報告書違反にあたらない』というなら、徹底的調査で証拠を示せ』と発信。客観的な資料を一切示さず、野党の追及に反論するのみの総理に、客観的資料を示し正当性を立証するよう強く求めた。
また、内政外交の議論をすべき、と総理擁護派などから野党の『桜』を扱う姿勢に批判が出ていることには「『首相が血税で買収』の疑惑は決して『小さな問題』ではない。それは内政・外交を論ずる資格に関わる問題」と指摘。
「資格が問われる人物が首相をやっていることこそ『大きな問題』ではないか」と民主主義の原点に関わる問題を正面から質していることを説明した。(編集担当:森高龍二)