1日も早く現金が届くよう全力で当たる 総理

2020年04月21日 06:25

 安倍晋三総理は20日開いた政府与党政策懇談会であいさつし「新型コロナウイルス感染症の影響が長引き、全ての国民の皆様が厳しい状況に置かれている」としたうえで「長期戦も予想される中で、国民の皆様とこの難局を乗り越えていくため、全国、全ての皆様を対象に、一律に、1人当たり10万円の給付を行うこととした」と説明。

 総理は「これに伴い、緊急経済対策及び補正予算に所要の変更を行う」と理解を求めた・そのうえで、総理は「1日も早く、現金を国民の皆様のお手元に届けられるよう、実施に当たる自治体や関係機関の方々と協力し、政府を挙げて全力で取り組んでいく」とし「緊急経済対策の迅速な実施、そのための補正予算の早期成立に協力を」と求めた。

 政府はすべての国民に一律1人10万円を給付するため、一度閣議決定した補正予算案を組み替え、総額25兆6900億円余りの案を20日、閣議決定。現金給付を5月中に開始したい考えだ。(編集担当:森高龍二)