安倍晋三総理は２２日の経済財政諮問会議で「国・地方共に、行政サービスをデジタル化し、デジタル・ガバメントを国民目線で構築していくことに一刻の猶予もない」とデジタル化を加速させて進める必要を強調した。
安倍総理は「今回の新型コロナウイルス感染症拡大の経験を通じて、デジタル化を強力に推進していくことの意義、重要性について、我々、行政に携わる者はもちろん、国民の皆さん誰もが痛感したところだと思う」と語った。
安倍総理は「医療・介護のデジタル化を進めていくことは感染症第２波到来など、今後あり得べき危機に備えるためにも極めて重要」と述べ「デジタル・ガバメントの構築について、ＩＴ政策担当大臣、総務大臣など関係閣僚と連携し、早急に取り組んでいただきたい」と指示。厚生労働大臣に対しては「医療・介護のデジタル化を医療関係者、介護関係者と一体となって更に加速していただきたい」と述べた。（編集担当：森高龍二）
