藤村修官房長官は6日、自衛隊が7日から福島県の浪江町、富岡町、楢葉町、飯舘村の各役場の除染活動に入る旨、語った。自衛隊による除染活動は約2週間程度としている。
これは、6日開かれた除染及び特定廃棄物処理に関する関係閣僚会合で、一川保夫防衛大臣から各役場で予定している除染の概要について報告を受けたとして発表した。
藤村官房長官は「自衛隊は福島市に所在する第44普通科連隊及び郡山市に所在する第6特科連隊を主力とする約900名で、これら4つのところの除染活動を2週間程度行う予定」と説明。
「こうした現在の取組について関係閣僚と情報を共有し、政府が一丸となって取り組んでいくことを改めて確認することとした」と語った。
また、一川防衛大臣も同日の記者会見で「役場の機能を回復すべく、最大限努力する」として「7日から除染活動に入る」と語った。(編集担当:福角忠夫)