自民・公明・民主の3党幹事長会談が22日、民主党の呼びかけで行われる。民主党の海江田万里代表は議員定数削減を含む政治改革を今国会で仕上げていくことに意欲を示しており、21日の記者会見では「昨年の党首討論で、野田前総理に対し、自民党総裁としての安倍総理は、今度の国会、つまり今の国会で選挙制度改革の法案を通すと明言されたわけなので、3党幹事長会談ではその方向に向けた第一歩になるよう期待したい」と語った。
一方、自民党も21日の党選挙制度改革問題統括本部の総会で今国会中に定数削減を含む衆議院の選挙制度改革実現を図ることを確認しており、石破茂幹事長は「3党合意を誠実に履行する責任を負っている」とした。
細田博之自民党幹事長代行も「約束は守るということで、検討を進めている」とし「スタートは非常に熟した段階から始まる」とこれまでの議論で各党の主張するところがわかっているので、どこに着地させるか、着地できるかのところまできている段階にあるとの認識を示している。(編集担当:森高龍二)