NECが南アフリカのサブサハラ地域を統括する新会社設立

2011年12月02日 11:00

 NECは南アフリカ共和国(以下南ア)にサブサハラ地域を統括する「NECアフリカ社」を設立し新体制による営業活動を開始する。

 従来、NECのアフリカ地域における事業体制は、地域統括会社であるNECヨーロッパ社(本社:英国ロンドン)の傘下で、NEC Telecommunication and Information technology社(本社:トルコ)が中東・北アフリカ地域を統括し、サブサハラ地域は、南アのヨハネスブルグとケニアのナイロビ駐在員事務所にて事業展開を行ってきた。

 今回の体制強化にて、NECアフリカ社がサブサハラ地域全体を統括し、今後更にその傘下に西アフリカ地域のビジネスを推進する拠点としてNEC西アフリカ社をナイジェリアに設置、また東アフリカ地域の拠点としてナイロビにNECアフリカ社の支店を設置する計画だ。

 近年、アフリカ地域は年間経済成長率が5%を越え、特にサブサハラ地域は、主要国である南ア・ナイジェリア・ケニア等では政情も安定し、今後の経済発展のために、携帯電話市場の拡大等による通信インフラや、セキュリティーなどの社会インフラの整備が加速されるという。同社は同地域において、約50年にわたり通信・放送インフラの整備に寄与してきたが、今後は、ITソリューション分野、更にITとネットワークの融合分野におけるビジネス展開が急務となっている。NECは、サブサハラ地域における新体制により、同社が構築した世界最大級の指紋認証による国民IDシステム等のノウハウを生かしたセキュリティソリューションや通信・放送・郵便などの社会インフラシステム、企業や公共分野向けのクラウドサービスなど、同地域の官公庁、現地企業等の顧客ニーズに迅速に対応できる体制によるソリューション提案型ビジネスを拡大する。

 NECは、同社の長年にわたる実績をベースに今後、ITとネットワークの融合技術により、サブサハラ地域の発展に寄与していく。