総理長男が審議官接待「事実関係調査中」総務相

2021年02月07日 08:11

 衛星放送関連会社(東北新社)に勤務の菅義偉総理の長男から総務省審議官ら幹部4人が日本料理店などで会食し、タクシーチケットや土産を受け取り接待されていた「国家公務員倫理法違反」の疑惑問題で、武田良太総務大臣は5日の記者会見で「事実関係を調査中で、速やかに確定させたい」と述べた。

 また疑惑を招いた問題に「国民の疑念を招く事態に至ったことを深くお詫び申し上げたい」と陳謝した。

 この問題をめぐっては4日の衆院予算委員会でも追及があり、菅総理は総務省幹部と自身の長男の問題に関し「長男に電話で調査に協力するよう指示した」と答えた。また接待を受けたとされる幹部の1人、秋本芳徳情報流通行政局長は会食を認めたうえで、会食のメンバーに利害関係者はいないと思っていたなどとし、会食費用は後に返金したと釈明した。

 菅総理の長男が勤務する東北新社は4日同社HPで「現在社内で事実関係を調査中です。調査の上、適切な対応をして参ります。関係者の皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます」とのコメントを発表した。

 日本共産党の志位和夫委員長は「首相は事実関係について、放送行政が歪められなかったのかという問題も含めて、責任をもって調査し、国民に説明すべき。首相が総務相時代、(長男は)大臣秘書官を務めていた人物。『別人格』で逃げることはできない」とSNSで発信した。(編集担当:森高龍二)