官房長官直轄「健康・医療戦略室」設置 政府

2013年02月22日 18:51

政府は内閣官房に「健康・医療戦略室」を設置。日本経済再生の柱として、世界最先端の医療サービスや医療技術・サービスの実現を目指すとともに、健康長寿世界一を達成する。菅義偉官房長官が22日、発表した。

 政府は「医療や医薬品、医療機器を戦略産業として育成していく」(菅官房長官)考えで、健康・医療戦略室は官房長官直轄の組織として、和泉洋人総理補佐官を室長とし、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の審議官級を次長に「府省横断型の実施体制になる」(同)。

 また健康・医療戦略室は日本経済再生本部や規制改革会議とも連携して、健康・医療分野の成長戦略を展開していくことになる。

 なお、健康・医療戦略室の設置に伴い、医療イノベーション会議や医療イノベーション推進室は廃止された。(編集担当:森高龍二)