LEXUS、上海モーターショーのプレスデーで中核サルーン新型「ES」を世界初公開

2021年04月22日 06:21

2021.04.05

4月19日、上海モーターショーのレクサスブースのプレスカンファレンスで世界初公開となった新型「LEXUS ES」 日本での発売は今秋を予定

 LEXUSは、新型「ES」を世界初公開した。ESは、1989年にフラッグシップセダンLSとともに販売を開始したレクサスブランドを代表するミッドサイスFFセダンだ。

 世界中の多くのユーザーに静粛性と乗り心地、広い室内空間が支持され、これまでに80以上の国や地域において累計約265万台を販売してきたLEXUSのサルーンラインアップの基幹モデルといえる。

 今回、上海モーターショーの初日、プレスデーで発表した新型ESは、LEXUSの原点である優れた静粛性と乗り心地の更なる向上を実現し、上質な快適性を磨き上げたという。また、あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる気持ち良さなど、ドライバーの意図に忠実でリニアに応答することを追求。

 LEXUS独自の手法により、リヤサスペンションメンバーブレースの剛性を高め、高速のレーンチェンジといったシーンにおける操縦安定性を向上させた。加えてF SPORTに新型のアクチュエータを用いた最新鋭のAVS(Adaptive Variable Suspension system)を採用することで、減衰力の低減や可変幅を拡大することで上質な乗り心地と操舵応答性の向上を両立した。

 ボディ&シャシー剛性を向上させたのも新型の大きなメリットだ。とくにねじりや曲げに対する剛性を高め、乗り心地を向上させるとともに、高速のレーンチェンジといったシーンにおいても、よりリニアで、ドライバーの意のままのドライビングフィールを実現したという。

 また、さらに進化したLexus Safety System+などの先進安全技術を積極的に採用し、より安全に運転を楽しめるモデルを目指した。また、ヘッドランプやフロントグリルの意匠変更や、新開発のインテリアカラーの採用などにより、洗練されたデザインとした。

 エクステリアは、従来から好評の上質さやエレガントさを向上させ、フロントグリル、ヘッドランプの意匠を変更しモダンに進化させた。インテリアも新規開発の内装色モーヴを採用し、落ち着きのある空間へと進化させた。加えて、人間中心の考え方に基づきマルチメディアシステムをタッチディスプレイ化、スイッチをステアリング周辺に集約するなど、細部に至るまで操作性を追求した。

 新型ESは、優れた静粛性と乗り心地を向上させ、上質な快適性を磨き上げ、あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる気持ち良さなど、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答を追求したという。日本での発売は今秋を予定する。(編集担当:吉田恒)