感染防止の要請に協力を呼びかけ 枝野氏

2021年05月01日 08:50

 立憲民主党の枝野幸男代表はGWにあたり、全国を遊説しようと計画を進めていたが、東京、大阪その周辺では緊急事態宣言、各地で感染防止重点措置がとられており、旅行や外出、外食などは避けていただきたいという要請が各地で出ている、として取りやめたこと、合わせて各地域で出ている感染防止のための要請に全員が協力するように呼び掛けている。

 枝野氏は「何度同じことを繰り返すんだ」と政府対応を問題視。「我々は2度目の緊急事態宣言が出たおり、これで最後にしなければいけないと解除の時にも時期尚早としてきた。それを振り切り、早すぎる解除で、あっという間のリバウンドとなり、変異株も加わり、今の危機的状況が生じている」と指摘した。

 そして「今度こそ、最後にしなければならない」と訴え「これまでの政治の後手後手ぶりにいら立っていることと思う。ただ、まずはあなたとあなたの大切な方の命を守るために、それぞれの地域で出ている感染対策のための要請に応じて、協力をしてほしい」と呼び掛けた。

 枝野氏は「ニュージーランド、オーストラリア、台湾などではZeroCovid戦略、Zeroコロナ戦略が成果をあげている。マスクなしで大きな集会ができる。私たちはそういう状況をつくるために、今度こそ、しっかり感染ルートをきちんと追えるところまで我慢して感染者数を減らしていく、検査を増やしていく、その分、十分な補償をしていくことをさらに(政府に)強く求めていく」とした。(編集担当:森高龍二)