解除地域でも会食は家族または4人以内で、総理

2021年03月07日 09:16

 菅義偉総理は5日の新型コロナウイルス感染症対策本部で東京都と千葉、埼玉、神奈川の3県について緊急事態宣言を3月21日までに延長するとした。

 また(1)1都3県においては飲食店の時間短縮を始めとするこれまでの対策を各自治体と連携し徹底する(2)4都県以外の地域についても、緊張感を緩めることなく、感染防止策を続けていく(3)卒業式、入学式、歓送迎会、お花見などにおいても『大人数の会食は控えていただくようお願いする。また解除後の地域においても、会食はできるだけ家族、または4人以内でお願いする、と述べた。

 菅総理は「今後、感染の再拡大を早期に探知するため、繁華街などにおけるモニタリングの検査や高齢者施設などにおける集中的な検査を実施する」ことも語った。

 一方、コロナ禍で特に社会的弱者とされる非正規の女性、ひとり親、就業困難者、望まない孤独や孤立で不安を抱えている人らへの支援策を今月中旬にも関係閣僚会議を開いて取りまとめる考えを述べた。(編集担当:森高龍二)