橋本五輪組織委会長 相次ぐPV中止に理解示す

2021年06月13日 08:19

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は11日の記者会見で、神奈川県、千葉県など五輪・パラに関してライブサイト(パブリックビューイング)の中止を決めたところが相次いでいることや東京・井の頭公園でのライブサイトに関して地元・武蔵野市が中止を求めていることについて組織委員会としての受け止めを聞かれ「非常に重要なことと思っている」と理解を示した。

橋本会長は「コロナ対策の観点からも対応は非常に重要と思っている。それぞれの自治体の首長との協議の中で、組織委員会としてもしっかり対応していかなければいけないと思っており、安全安心ということを考え、しっかり受け止めていきたい」とした。

 橋本会長は「安全安心な五輪パラ大会にための行動管理」について「罰則金が生じるということまでにしないように何か対策がないかということを思っている」と述べる一方で「安全であることが組織委員会から国民に伝わらない限り、安心にはならない。ここが一番重要だ。そのためにはお互いの理解のもと、行動規制は厳しくならざるを得ない」と厳しい措置をとるための協議を進める考えを示した。(編集担当:森高龍二)