菅義偉総理は20日の政府与党連絡会議で「東京オリンピック開幕まで3日となった。国民の命と健康を守ることを最優先に、海外から入国する選手・大会関係者への水際対策、入国後の検査や行動管理など感染対策を徹底して行い、併せて、テロ対策を含めたセキュリティ対策に全力を尽くしていく」と強調した。
菅総理は、改めて「安全・安心な大会実現に向けて、最後まで高い緊張感を持って取り組んでいく。皆さんの理解と協力をお願いする」と協力を求めた。
また、コロナワクチン接種に関して「今後も1日20万回程度の職域接種以外に、自治体においては1日当たり120万回程度のペースで接種できるワクチンを配分していく予定だ。引き続き、ワクチン配分のめどを速やかに自治体に共有し、緊密に連携しながら、1人でも多くの方に、1日も早く接種いただけるよう全力を尽くす。10月から11月には完了させることをめどに、できるだけ早く進めていく」と11月完了を目指して取り組む考えを示した。(編集担当:森高龍二)