菅義偉総理は24日に米国・ワシントンDCで開かれる日米豪印首脳会議に参加する。加藤勝信官房長官が14日発表した。
加藤官房長官は「米国から会合開催に当たり、ワクチン協力を始めとする新型コロナ対策などを主要議題の一つとして話し合うべく、是非ともこの時期に開催したいとして、菅総理への招待があった」と述べた。
そのうえで「米国からの招待を踏まえ、日米豪印による協力の推進や日米関係強化の重要性に照らし、諸般の事情が許せば、菅総理はワシントンDCを訪問し、日米豪印首脳会合に出席する方向で調整を開始した。史上初となる対面での米豪印首脳会合の開催は菅総理が出席をしました3月の日米豪印首脳テレビ会議で合意されたもの」と説明。
加藤官房長官は「今回の会合が『自由で開かれたインド太平洋』の実現や、そのための4か国協力に関する強いコミットメントを確認する良い機会になると考えている。日本政府としても『自由で開かれたインド太平洋』の推進、新型コロナ対策など地域が直面する共通課題について首脳間で率直な議論が行われることを期待している」と語った。(編集担当:森高龍二)