立憲民主党の辻元きよみ参院比例第20区総支部長は26日大阪市内で開かれた同党大阪府連定期大会で「まず強い野党をつくるのがこの夏の参院選挙」との思いを示し「批判ばかりという批判を恐れていたら野党の役割は果たせない。批判する勢力がなかったら政治は必ず暴走する」と批判ばかりとの攻撃的な声に臆せず、堂々、主張すべきは主張していく姿勢が大事だとした。
辻元氏は「ロシアも、大阪のカジノも同じ。維新ばかりになって議会に歯止めがきかなくなっている」と指摘。「議会で議論する勢力が小さくなり、コロナ禍でたくさんの犠牲者が出た。批判を恐れず、前に進んでいこう」と呼び掛けた。
泉健太・党代表は「われわれには全国に1200人を超える自治体議員がいる。組織力も厚い。これを生かし、野党第1党として、政権を獲得できる勢力になっていくことを目指す」と語った。
また「生活者に誰よりも寄り添い、多様性、平和を最も大事に、現実路線の安全保障政策を打ち出せる、正しく権力を行使する政治家集団だ」と党をアピールした。(編集担当:森高龍二)