総理 改めて露の侵略行為非難、制裁姿勢鮮明に

2022年05月13日 06:01

 岸田文雄総理は11日、ロシアのウクライナ侵略行為に対し、「断じて許されない」と改めて強く非難した。

 そのうえで、岸田総理は「ロシアは無辜(むこ)の民間人の殺害など、重大な国際法違反を繰り返している」とし「我々は、この暴挙を決して許さないことを、G7など関係国とともに、制裁措置などを通じて断固として示していく」と断じた。

 またロシアによる侵略により「罪のない多くのウクライナ人が被害を受けている。母国から避難を余儀なくされる方もたくさんいる」とし「我々は、ウクライナの人々を積極的に支援する」と、日本政府の姿勢を改めて明確に示した。

 岸田総理は「すでに多くの自治体・企業・団体・個人に、避難民の受入れや寄付など、様々な形でご協力いただいている。この場を借りて御礼申し上げる」と謝意を示した。

 そして「世界の平和と秩序を守る正念場だ」とし「世界の人々と連帯し、日本も役割を果たしていく必要がある。皆様1人ひとりのご理解とご協力をお願いします」と政府の取り組みに対して国民に理解と協力を要請した。(編集担当:森高龍二)