『自分の最適な代行者』を選ぶ機会を生かそう

2022年06月19日 08:18

 参議院選挙が22日公示、7月10日投開票で実施される。一人の一票が政治を動かす大きな力になる。民主主義国家において、選挙は『自らの代わりとして最適な代行者を選ぶ機会』であり、一票を投じる(選挙権を行使する)ことが大切。選挙権を行使しよう。

総務省は一人でも多くの有権者が投票で意思を示し、国政に反映させてもらいたいと「投票する。一票は、私の声だから。」をキャッチコピーに選挙投票を呼び掛ける啓発ポスターやリーフレットを作成したほか、朝日、毎日など中央紙5紙はじめブロック紙、地方紙など計50紙に広告、全国28のTV局でのTVCM、ネット広告、電車内やスーパーマーケットなどでの広告啓発を予定している。

 参院選挙は1947年から1989年までの15回の実施の中で、投票率が60%を割ったのは3回(59年、71年、83年)のみ。70%超えが4回(50年、74年、80年、86年)あり、過去最高は80年の74.54%と有権者の4人に3人が投票していた。

 これが92年以降から前回の2019年までに実施された10回の選挙で60%に達した選挙は一度もない状態が続いている。95年には44.52%と過去最低を記録し、前回選挙(2019年)も48.80%と50%割れだった。

 特に前回選挙では60~79歳までの投票率が61%~65%台だったが、18~19歳は32.28%、20~24歳は28.21%、39歳以下の年齢層では4割を割っていた。

 投票は「選挙区選挙」はクリーム色の投票用紙に「候補者名」を記入し投票。「比例代表選挙」は白色の投票用紙に「候補者名か、政党名」を記入し投票する。

 投票日当日に投票できない人は期日前投票(公示日翌日の6月23日~投票日前日の7月9日まで)に最寄りの期日前投票所で投票を是非済ませておくことをお勧めします。(編集担当:森高龍二)