ミャンマー情勢含め連携、総理とカンボジア首相

2022年09月30日 07:09

 岸田文雄総理は28日、フン・セン・カンボジア王国首相と約20分会談。外務省によると「両首脳は地域情勢について率直な意見を交わし、ウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、ミャンマー情勢を含む地域・国際情勢への対応において一層緊密に連携していくことで一致した」としている。

 また岸田総理は「来年の日ASEAN友好協力50周年も念頭に、今年11月のASEAN関連首脳会議に向けて、カンボジアと緊密に連携していきたい旨述べた」としている。

 ミャンマーを巡っては、国軍が昨年2月に全土に非常事態を宣言し、国家全権を掌握。直近では民主化活動家や反体制指導者の死刑執行や不当な拘束に加え、ミャンマー軍事政権が政権の選挙管理委員会の許可なく国際機関や外国籍者と政党が会話することを禁止するなどの管理体制強化が行われている。またロシアと原子力協定を締結したことから、核兵器研究への懸念の声もアナリストらから起こっている。

 また岸田政権は安倍晋三元国葬儀の通知をミャンマー国軍に行い、ミャンマー軍事政権の下でのミャンマー駐日大使の参列を認めたため「軍事政権にお墨付きを与えてしまった」との批判が起こっている。(編集担当:森高龍二)