立憲民主党の大串博志選対委員長は10日、統一地方選前半戦の結果を受け「党籍を持つ現有の改選議席を上回ることができた。党勢の維持を確保しながら、さらに今、増やすことができた」との認識を示し「これまで議席を減らしてきたが、今回、」と前進できる芽が出てきていると強調した。
そのうえで「後半戦も何としても勝ち抜き、地方議員、国政議席を積み上げていけるように頑張る」と意欲を示した。
立憲が示したデータでは改選前の道府県議会議員数は204議席。今回、公認候補の当選は185と200から15減った。しかし、大串氏は党籍があり、党の推薦候補で29議席を得たので、党籍のある議員としては214議席となり、改選前の204議席より増えている、とした。
改選前の議席数99から77に議席を減らした日本共産党は「いま何より大切なことは、前半戦のたたかいから、後半戦のたたかいに生かすべき教訓をただちに明確にし、後半戦での全員当選をかちとることに、あらゆる力をそそぐこと」としている。(編集担当:森高龍二)