岸田文雄総理は国賓として米国を訪ね、10日に首脳会談、11日には議会で演説を行う。合わせてフィリピン・マルコス大統領を交えた3か国首脳会談も予定されている。
岸田総理は日米同盟の強固な関係を世界に発信するとともに、自由で開かれたインド太平洋を実現するために日米比3か国の連携を強く打ち出す機会にしたい考えだ。
3月28日の会見でも強調した。この日の会見ではトランプ前大統領の再選「もしトラ」があっても「固い結束、日米同盟の重要性はますます高まっていると認識している」と述べた。
岸田総理は「国際社会が複雑、多様な課題を抱える中にあって、日米の固い結束、日米同盟の重要性はますます高まっている。米国への公式訪問を通じて日米両国の緊密な連携、強固な日米同盟を世界に示すことは大変重要と考える。国際社会が歴史的な転換点を迎える中にあって、法の支配に基づく国際秩序を維持・強化する、自由で開かれたインド太平洋を実現するために日米比3か国の連携を今回の訪米において力強く打ち出す、これは大変重要な取組みだ」と記者団に答えた。(編集担当:森高龍二)