立憲民主党が国民との交流を図った「立憲つながる夏祭り2024」(27日~28日)の成果の一部を党HPで30日に紹介。「延べ約450人が参加し、交流を深めた」としている。参加者からは「来年もしてほしい」との声も聞かれた。
長妻昭政調会長が学生時代にロック系のバンドボーカルだったなど普段見られない側面が好評だった。長妻氏は国家予算が献金の集まる分野に優先して配分されている理不尽さを指摘し「こうした理不尽な政治は終わらせないと」とそこは真顔でアピールした。
HPによると省庁出身議員のトークでは「総務省出身の小西洋之参院議員は、官僚は情報も業界とのネットワークも持つ知恵袋、議員が政策を実現するとき官僚の持つ知恵を引き出しながら実現していくことが大切、官僚だけで乗り越えられない派閥や利害関係の壁を調整するのがリーダーシップと語った」としている。
また経済産業省出身の小沼巧参院議員は「議員と官僚は対等な議論のパートナーであるべき、議員は官僚に方向性を示し、官僚からのフィードバックを受けて政策に魂を込めるような関係が理想、専門性とプライドと矜持をもって仕事に取り組んでいる官僚をくじくことなく尊重しつつ行政運営を行うべき」と議員と官僚の関係について考えを語ったとしている。
このコーナーは石垣のりこ参院議員が司会を務めた。石垣氏は司会後、Xで「各々の省庁時代の話、官僚・議員双方の視点から見た国会、理想的な関係性など、意義深いお話が聞けました」と投稿した。(編集担当:森高龍二)