石破茂自民党総裁(総理)は9日開かれた自民党大会で総裁として演説し、演説では連合の芳野友子会長の参加に触れ「芳野会長にお出かけを頂きました。ありがたいことであります」と歓迎の意を示した。
そのうえで「私どもは全ての労働者が流した汗が報われる。そのような日本を目指してまいりたい。非正規労働者は労働者の4割、そういう方々の賃金は正規労働者の6割にしか過ぎません」とも指摘。
石破総裁は「正規労働者のみならず、非正規労働者の賃金を上げ、処遇を改善し、本当に流した汗が報われる。そういう日本国を作っていくために。そして残念ながら、男女間の賃金格差はわが国は今なお大きなものがある。日本国がこれから先、成長していくために、賃金を上げ、物価上昇を上回る賃金上昇を実現し、労働者の方々の働き方改革を実現し、全ての人に生きがい、幸せ、安心を取り戻していくために、私どもは連合の皆さま方にいろんなお知恵とお力をいただきながら切磋琢磨し、良い日本をつくってまいりたい」と石破氏らしい思いを語った。(編集担当:森高龍二)