参政党も「スパイ防止法案」臨時国会提出めざす

2025年10月05日 08:46

 日本維新の会がスパイ防止基本法案を今年の臨時国会に提出する準備を進める中、参政党も今月から週1回ペースで検討会議を重ね「今年の臨時国会での法案提出をめざす」(スパイ防止法プロジェクトチーム座長・安達悠司参院議員)。

 安達氏は「日本がしっかりと主権と独立を維持し、国益を守り、本当に自立した国家になっていくために、参政党はずっと重点政策として、『国守り』という名前で、総合的な防衛力を強化していこうということを言ってきた。情報戦に負けない体制を作っていくことが必要不可欠」と制定の必要を強調。

 安達氏は「我が国は依然として外国勢力によるスパイ活動を網羅的かつ包括的に取り締まるための法律がありません。スパイ天国などとも言われている。機密情報の漏洩、諸外国による情報、あるいは宣伝工作、謀略などを放置しておくと国家の存立をも揺るがしかねない重大な事態に陥ることもある」としている。(編集担当:森高龍二)